皆既日食まであと7日。
ウエブカメラでのライブ中継や、
気象衛星「ひまわり」からも皆既中の地球画像を配信するなど、いろいろ前景気をあおっている。
さまざまな自然現象の中でも、皆既日食ほどインパクトを与える光景に出会ったことはない。今回、太陽の面を見ると、黒点がゼロという極小期でも極めて稀な状況だ。コロナは著しく淡いかもしれない。その分、背景は暗くなるだろう。もし満月の夜くらいに明るさが落ちたら最高だがなあ。太陽の西に輝く金星は印象的だろう。水星は-1.3等で太陽のすぐ東側の傍らに輝いている。これも充分目立つ存在だ。ポルックスやカストルまでは厳しいかもしれない。