夕方、天文教室OB・OGの中学生&高校生兄妹の訪問を受けた。そういえば、
あれからもう1年だなあ。でも、今夏は最悪だ。ただでさえ下弦前の月が邪魔をしているうえ、梅雨のじめじめ天気が8月までずれこむ有様。その時間帯もベタ曇で、時々雨がパラつく空模様だった。しかも、むしむし湿気をはらみ、好転の見込みとしては、極めて悲観的だ。仕事の終わる12時頃、高校生のお兄ちゃんから電話がある。「ダメだなあ、雲量100%のベタ曇。あと少し待つが、かなりムリくさいよ」 結局1時前、観察会は中止にしよう、ということになった。その後、明け方の3時前後に雲の切れ目があり、カメラを向けた。30コマ以上のフレームからようやく2つばかり流星の痕跡を見つけた。これはそのひとつ。くじら座Β星のすぐ傍を走っていった流星だが、目撃はしていない。