今年もあと1ヵ月余りとなった。11月中旬からガクンと天候が悪化。昨夜は久しぶりの晴天だったが、仕事の関係で空を仰ぐヒマもなし。この後12月10日の月食は晴れるだろうか・・
昨日、本屋さんに問合わせたら天文年鑑2012年版が入荷しているというので、取りにいった。来年は小接近ながら火星が衝の年。金星は春、秋とも絶好の観望条件で、宵の明星から明けの明星に移り変わる6月6日は日面経過というおまけつきだ。金星食や部分月食もお祭気分を盛上げるが、ハイライトはなんといっても5月21日の金環日食だろう。
と思いながら天文年鑑2012年版を手に取った瞬間「えええっ!?」 表紙が昨年と同じ金環食のうえ、バックも同系色だ。うっかりすると、2011年版と間違えてしまいかねない。帰宅後見比べたところ、同じ日の現象を同じS氏が撮影したもので、さらに全く同じ画像が本年度版の口絵に掲載されている。5月の金環食を念頭に置いた企画なのかもしれないが、意外な印象は否めない。編集部の方に意図を伺ってみたい気がする。