1995年アメリカで二人のアマチュア天文家により、とてつもない彗星が発見された。発見者から名づけられたこのヘール・ボップ彗星。サイズはハレー彗星の100倍はあろうかという、超横綱クラスだ。地球近辺に来訪の予定は1997年だったが、その前に突如伏兵出現。日本のアマチュア天文家が発見した百武彗星が、春宵に雄大な尾をたなびかせたのである。サイズは普通だが、地球からわずか1500万kmを通過。長大な尾は、肉眼でもハッキリ分かり、1996年の話題を独占した。
■ 地球上のできごと
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「失楽園」
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