4つの2等星が四角形を形作り、秋の夜には大変目につきやすい星座です。この四角形はかつて「ペガサスの大方形」とよばれていた時代もありますが、今は「大四辺形」に統一されています。四辺形のひとつは、お隣のアンドロメダが占めています。
秋を代表する星座のわりに、M15という球状星団や、ジャンボサイズのβ星以外、さしてめぼしい天体がありません。そこで、あまりにも有名なM31(アンドロメダ銀河)もあり、ついお隣のアンドロメダ姫に目移りがします。ただ、10年前の1995年に
ペガサス座の51番星に最初に惑星が発見され、このときばかりは注目を浴びました。