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2004年 09月 28日
この晩、望遠鏡を月に向けるアマチュア天文家が国内で一体何人いるだろうか。「だからオタクはひねくれている」と、いわれるかもしれないが、仲秋の明月に限らず、天文ファンの大部分は満月を見ない。
月明かりは星を眺めるのに邪魔なくらいだ。だから、満月前後の晩はアマチュア天文家にとって休養日である。そもそも、満月は見てもつまらない。望遠鏡のファーストライトがたまたま満月であれば、おおっ、と感嘆符のひとつも洩れるだろうが、すぐ飽きる。谷やクレーターなどダイナミックな地形は見えない。 しかし、中天に煌々と輝くお月様を眺めてみると、つい望遠鏡を向けたくなる。それで隣人や知合いからせがまれると、「ああ、ウザイなあ」という顔をされるケースも出てくる。実際、満月の雰囲気を楽しむには、肉眼で見るのがベストだ。仲秋の明月は気温も高度もちょうど良い。農耕にあけくれ収穫した作物をお供えし、虫の声を聞きながら心のゆとりを取戻す。 盆踊りの夜が昔から夏の満月鑑賞日にあたる。こんなときじっとしていたら蚊の攻撃にあう。激しく踊り狂って蚊を遠ざけねばならない。夏の満月は秋よりもずっと低い位置にあり、踊りながらでも目線に飛び込んでくる。 春は夜桜見物の添景役にまわってもらおう。春霞にディフューズされたライトで桜の美しさを引き立てる。 こうしてみると、昔の人は月一つ鑑賞するにもこだわりを持っていたことが分る。 ところで、冬だけは諦めてもらう。頭上高くかかる月を眺めると首が痛くなる。かといって、ゴザを敷いて寝そべっていると、凍死する危険性がある。価値観は人それぞれだが、命を賭してまで月を眺める値打ちがあるとは思えない。月に変わって冬は星。そしていにしえの作家が言う通り、「星はすばる」なのである。 ●月の大きい画像と参考記事
by astro_calendar
| 2004-09-28 18:17
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