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2008年 09月 27日
今日は依頼された原稿の締切日だった。ギリギリで脱稿し、ふう~っ。テーマは秋の星座で、江戸時代、橘南谿が主催した星空観察会にも触れた。このお医者さんは寛政5年旧暦7月20日(1793年8月26日)、岩橋善兵衛が作った望遠鏡で月や惑星とともに、M31を観察している。南谿らはさそり座の散開星団とM6、M7とアンドロメダ星雲M31が異なる天体であると気づいている。この逸話は結構有名で、「空のカレンダー」でも触れた。
ネットで詳しく調べるうち、奇妙なことに気づいた。この観察会では鬼宿の白気、すなわち、かに座のプレセペ星団=M44 に関する記述があるのだ。それによれば、プレセペは「28個の小さな星の集団」という。一見正しいようだが、かに座は春の星座で、プレセペを伴って地平線から姿を現す頃は薄明が始まっている。しかも、プレセペをちょうど火星が訪問中だったが、その記述がないのもおかしい。南谿が記録した「かに座のプレセペ」は別物だったのか、あるいは別夜の記録だったのか。200年前の史実にふと思いをはせてしまう。 ![]()
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