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2024年 08月 11日
能登半島地震の影響でプラネタリウムは休止を余儀なくされ、山中児童センターの施設自体も引越になり、当面は仮住まいとなりました。そのため一時は星空観察会の存続自体が危ぶまれましたが、関係者の地道な努力が実り、8月9日無事開催の運びになりました。 当日は午後から一時べた曇りという生憎の天候で気をもたせたものの、幸い日没後には雲が切れ始め、薄明の西空に月齢4の月が姿を現しました。定刻前からどんどん人が集まり、スタッフも併せ計200名近い参加者でにぎわいました。今回の特徴は加賀市一円からアマチュア天文家の参加がさらにふえたことです。児童センターの一台ではとてもさばききれないところへ、自前のEM1も赤経ウォームギアがクラッシュしました。
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by astro_calendar
| 2024-08-11 16:14
| 山中児童センター
2023年 07月 25日
実質4年ぶりの開催となる昨晩の星空観察会は好天にもめぐまれ、200名近くの参加者でにぎわいました。児童センタースタッフはもとより、OB,OGのみなさんほか、アマチュア天文家の参加もありました。それゆえ、月だけでなく、針金のように細い金星や星雲星団などの微光天体も観察することができました。とりわけ、ふつうの観察会で水星をながめるというのは、全国的に見てあまり例がないのでは、と思われます。 Knさんの65㎜セミアポ鏡筒による月も非常に鮮明でした。同じ口径でも記録用に使った私のf500mmとはだいぶ違ってます。またKgさんが準備された76mmフローライト機の切れ味は抜群でした。月もかなり低空におちたのですが、クレーターや断崖などの複雑な地形がくっきり見えます。また、研ぎ澄まされた金星の形も印象的でした。 今回、Tさんが口径30cmのシュミットカセグレンを持参されました。観察会史上初めてとなる大口径機です。M13などの球状星団や、M27(こぎつね座あれい星雲)M57(こと座リング星雲)・・等々これまで見ることがなかった、というより見せても「ふぅ~ん・・」というような反応しかない微光天体がリストに加わりました。 みなさんのお陰で充実した観察会になりました。まずは御礼申し上げます。 ※金星と月は口径65mm f500mm屈折鏡によるもの。水星は200mm望遠レンズで撮った画像を一部拡大したものです。2~3秒間隔をおいて撮影、位置が少しズレてるのが分かります。 #
by astro_calendar
| 2023-07-25 11:14
| 山中児童センター
2023年 07月 23日
あす開催予定の星空観察会は実質4年ぶりになり、今はその準備に追われています。 よく「何時から始めるのですか?」と訊かれるのですが、これが一番返答に悩むところです。この日開始時刻に設定した19:30はまだ明るく、月が南に見えているだけでふつうの星は見あたりません。ただ、もう一つのアイテム、金星は山の稜線にギリギリ見えるでしょう。といって、開始を30分繰り上げるとまだ「お昼」です。日没からしばらくたち、なんとか姿を認められる金星はオープニングアクト、という役割を担ってもらうことにしました。あわよくば三日月のような細い姿を望遠鏡で楽しんでもらえるでしょう。金星は開始時の19:30頃にはもう山の稜線に姿を消してしまいます。 実は金星の他にもうひとつ上級者向けアイテムが隠されています。それが水星です。参加者のほとんどは実際に水星を見た経験がないはずです。(見たことアリというのなら名乗り出てくれ! 急遽一般参加者からスタッフに鞍替えしてもらうよ)当日金星のほぼ右横7°の位置にあり、この数日間比較的見やすい位置にいます。といっても金星の1/100程度の明るさでしかなく、雲があったりガスっていたらまずアウトです。 とはいえ、この後半月前の月をじっくり楽しんでいただきましょう。大口径機もデビューの予定です。ヘルクレス座M13や、いて座M8、M20の姿を堪能できるといいですね。 #
by astro_calendar
| 2023-07-23 12:32
| 山中児童センター
2022年 08月 05日
8月4日は旧暦の7月7日、七夕にあたります。新暦の七夕とは異なり晴れの特異日であることから、3年ぶりのリアル観察会を当夜に設定しました。 ところが、当日は未曽有の集中豪雨が襲来。隣の小松市では梯川が氾濫し、あらためて自然の脅威を思い知らされました。加賀市でも警報の発令が続き、参加者スタッフとも安全面での懸念が持上がりました。まして、コロナウイルスに対する衛生面での管理も難しくなったため、「中止」とせざるを得ませんでした。 More #
by astro_calendar
| 2022-08-05 12:56
| 山中児童センター
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