物置を掃除していたら、子ども向けに書かれたエドガー・アラン・ポーの本が出てきた。この作家は怪奇小説を発表するかたわら、推理小説の元祖とも言われている。この作者が生まれたのは1809年。すなわち、ことしは生誕200年というわけである。解説を読んでいるうち、幼少期から天文学を学び、その影響か月世界旅行をテーマにした作品があるとのことだ。早速ネットで調べたら"
The Unparalleled Adventure of One Hans Pfaall"で、 「ハンス・プファールの無類の冒険」として邦訳されているらしい。なんでも殺人犯である主人公は、追っ手を逃れ気球に乗って19日間で月にたどり着くという。ポーの作品は読んで面白かった、という記憶はないが、これなら一度目を通してもいいかな、と思った次第。