今や世界中の天文ファンがペルセウス座の一角に釘付けになっている。百武やヘール・ボップ、古くは池谷・関など長い尾をたなびかせた彗星は10年に1度ほどめぐってくるが、ホームズのように地球のはるかかなたで、星のように輝く彗星は始めてだ。
「バーストで明るくなる」といえば、まず天文ファンの頭には
シュワスマン・ワハマン第1彗星が思い浮かぶ。木星軌道上をうろつく16等級のこの彗星は、同じような現象で注目を浴びている。といっても、増光はせいぜい10等程度まで。肉眼ではもちろん見えないし、普通の望遠鏡でもしょぼすぎで、私のような軟弱天文ファンはのっけから対象外だ。
しかし、今回のホームズ彗星は前代未聞の珍事である。悪天候の1日をき、先ほど空を見たが、雲の切れ目からさらに明るい姿をのぞかせた。先日比較に使ったδ星(3.0等)などもはや敵ではなく、ペルセウス座α星(1.8等)に迫ろうかという勢いである。となれば、夢の1等台も俄然現実味を帯びてきた。かくなるうえは、月が細る11月中旬までこの明るさをキープして欲しいものだ。

※10月から11月までのホームズ彗星の位置。地平線と星座の相対位置は、だいたい10月25日午後8時頃、中部地方のようす。
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ホームズ周期彗星 17P/Holmes (2007)
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Comet Holmes in Outburst Astronomy Picture of the Day
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Comet Holmes Continues to Amaze in the Evening Sky Sky and telescope
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