もはや「大事件」と言っていいだろう。形状の変化が凄い。かなりでっかくなって、30mm(6倍)のファインダーでもぼんやりとした形がよく分る。13cm Or18mm(56倍)で核にあたるシャープな白斑が印象的。色は白に変った。月明で正確にはかりにくいが、全光度は1等台に達したのではなかろうか。となれば、祝ひさびさのファーストクラス・コメットだ。やや長めに露出をかけると、彗星らしい青っぽい色彩が出始めている。

※13cm反射鏡直焦点 f795mm(カタログ値)で撮影。左は7枚画像を合成。右は露出を長めにして4枚合成。左はレジスタックスを使った。
ホームズ彗星の大きさを、すぐ傍らに光っている月と較べてみた。見かけ上、月の1/10余りといったところだが、彗星までの距離を考えると、実際にはざっと月の50倍、地球の10倍以上に広がっている計算になる。また、彗星の明るさを2等と見積もっても、今の月の10万分の1ていど。ただし、彗星が今の月の位置にあれば、地上からは月と同じぐらいの明るさに輝いて見えるだろう。