というタイトルを見ると、ビートルズ・フリークならずとも「あ、
あの曲か」と反応してしまうだろう。名作を連発した彼らのアルバムのうち、しいて言えば「唯一の失敗作」ともいうべき Let it be に収録されている曲だ。この Across the Universe が2月4日、宇宙へ向けて放送されることになった。
企画立案者のNASAによれば、エクスプローラー1号打上50周年&標題曲レコーディング40周年などを記念しての事業とのこと。日本時間で2月5日午後9時に北極星にむけ、この曲が放送された。北極星までは431光年の距離がある。つまり、北極星人がこの曲を聴くのは2439年のことだ。北極星でヒットチャート1位になっても、北極星人からそのレポートが届くまで、さらに431年がかかる。
NASAのサイトにはポール・マッカートニーやオノ・ヨーコのコメントがのっていたが、実質のコンポーザー、ジョン・レノンが生きていたら、どんなメッセージを残しただろうか。